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胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸粘膜に発生する、粘膜筋板(粘膜と粘膜下層の間の組織)を超えて深く組織が欠損した状態を胃・十二指腸潰瘍といいます(写真1)。

主症状は心窩部痛などの上腹部症状ですが、血管が破綻すると吐血あるいは黒色便(タール便)が出現します。原因はピロリ菌感染や痛み止め(NSAIDs)による潰瘍が多く、喫煙・飲酒などの生活習慣・食習慣の乱れやストレスも原因となります。上記症状があれば早期に受診して、内視鏡検査を受けましょう。治療は胃酸をブロックするお薬(プロトンポンプ阻害薬,カリウムイオン競合型アシッドブロッカー)を胃潰瘍は8週間、十二指腸潰瘍は6週間内服します。ピロリ菌陽性ならばピロリ菌除菌することにより、潰瘍の再発はほぼなくなります。規則正しい生活と食生活は大事であり、ストレスを解消するように努力しましょう。

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