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膵炎

膵炎は膵臓内で活性化された膵酵素が膵臓や周囲臓器を自己消化して炎症をおこした疾患を急性膵炎といいます。原因は多量飲酒、胆石によるものが多く、症状は上腹部痛、背部痛や発熱などが主症状です。重症化すると重症壊死性膵炎となり、全身に炎症が及び呼吸不全など他臓器不全をおこすこともあります。

一方、慢性膵炎は急性膵炎と同様に飲酒や胆石が原因となり、膵実質の線維化、石灰化(膵石)など不可逆的(もう正常な膵臓に戻らない状態)変化が生じて、腹痛を繰り返しながら、徐々に膵臓の働きが落ちる難治性の疾患です。

飲酒が原因の方は、さらに進行しないように是非禁酒しましょう。

(参照:病気がみえる 消化器編 第5版 メディックメディア)

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